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「トークの教室」(河出書房新社)
​実はこれまで何度もオードリーの若林さんに「青銅さん、フリートークの本を書けばいいのに」と勧められていました。けれど私は「そんなの芸人さん以外に需要がない」と躊躇していました。今回、多くの方から「読みたい」という反応があったので、書いてみました。いざ書いてみると、いろいろと発見があり、面白かった。手軽な新書です。

「一芸を究めない」(春陽堂書店)
​いつもの芸能・放送・文芸のエッセイを、この本では「ビジネス」の視点で編集しています。各章は「新人」「人脈」「企画」「リスク」「時代」「先人」。
「一芸を究めない」という造語は、実は以前から私の座右の銘。まえがきには「人には逃げ場所が必要」「寄り道が必要」ということが書かれています。かつては奇をてらったように思われましたが、最近は時代に合ってきたようです。

「ハリウッド・リメイク桃太郎」(柏書房)
「桃太郎」をハリウッドがリメイクすると「ピーチ・ガイ」になる。「アリとキリギリス」を日本のNHK朝ドラがリメイクすると「コツコツ杏ちゃん」になる。古今東西の童話・昔話のパロディが30数本。和田誠「倫敦巴里」へのオマージュ本です。

「幸せな裏方」(新潮社)
エッセイ集。これまでに放送界、出版界で仕事をしてきて会った人々や、番組、企画、音楽、イベント、本…などについて書いています。有名人だけでなく、世間的には無名な人も魅力的。みんなが誰かの裏方なのです。

「ラジオにもほどがある」(小学館文庫)
ラジオ・シリーズの第二弾。前作「ラジオな日々」は80年代を小説形式で書きましたが、そのあとの90年代~2000年代あたりまでをエッセイ形式で書いた本。巻末にオードリーと私との対談(鼎談?)も収録。(電子書籍もあります)

​「ラジオな日々」(小学館)
サブタイトルに「80's RADIO DAYS」とあります。藤井青銅が作家・脚本家・放送作家になった80年代のことを書いています。自伝的長編小説と呼ばれるものかもしれません。

「柳家花緑の同時代ラクゴ集」(竹書房)
珍しい落語の脚本集。柳家花緑さん用に書いた落語脚本と、それについて花緑さんと私との対談が収録されています。呼び名は新作落語、創作落語でもいいのですが、私たちは同時代落語と名乗っています。(電子書籍もあります)

​「TV・マスコミ「ことば」の真相」(メディアファクトリー)
手垢がついたマスコミ言葉の「悪魔の辞典」です。

​「愛と青春のサンバイマン」(徳間書店)
劇中劇ならぬ、劇中アニメシナリオと劇中替え歌が満載の本です。まず最初にノベル版が出て、ついで文庫版が出ました。題材がアニメですが、ずっとのちに題材をむかし話・童話にとったものが「ハリウッド・リメイク桃太郎」になります。

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